
コンクリートポンプ車の種類にはどのようなものがあるのでしょうか。まず離れた位置に生コンクリートを送ることが可能な管が付いていて、さらに折り畳み式のブームが装着されているタイプのものがあります。これをブーム式と呼びます。ブームは小型トラックの場合だと大体11メートルほどですが、中には50メートルを超えるタイプのものも存在します。
次に紹介するコンクリートポンプ車はブームが付いておらず、直接生コンクリートを配管に通すタイプです。このタイプのものを配管式と言います。このタイプの特徴はブームがないということです。ブームがないのでその分車体がコンパクトサイズになっています。
そのため、狭いところで作業するのに向いているタイプとなります。ここから紹介するコンクリートポンプ車はポンプの違いによるものです。まずスクイーズ式というタイプのものがあります。スクイーズ式とはどういうものかと言いますと、回転式のローラーでポンピングチューブを絞り上げて生コンクリートを送るということです。
このタイプは吸引力があまり強力ではないので主に小型か中型のトラックに搭載されることが多いようです。次に紹介するコンクリートポンプ車はポンプがピストン式のタイプです。ピストン式というのはどういう仕組みのものかと言いますと、油圧式のピストンで生コンクリートを送るタイプのことです。一般的にスクイーズ式に比べて生コンクリートを送る能力が高い傾向にあり、そのため主に中型か大型のトラックに搭載されることが多いようです。
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