コンクリートポンプ車は2つのタイプがあり資格が必要

コンクリートポンプ車は、建設現場でミキサー車が運んでくる生コンクリートをパイプやホースを使って建設現場の型枠などに圧力をかけて流し込む、ポンプを装備した作業車です。コンクリートポンプ車には、2つのタイプがあります。スクイーズ式といわれるチューブ搾り出し式と、ピストン式といわれる押し出し式です。スクイーズ式のポンプ車は、円筒のドラムの内周にセットしたチューブをまるで、チューブ歯磨きのように搾りだして生コンクリートを送りだすものです。

ピストン式のポンプ車は、ピストンが後退するときにまるで水鉄砲が水を吸い込む時のように生コンクリートを吸い込み、ピストンが前進するときに水鉄砲が水を押し出すように生コンクリートを送り出すものです。日本のコンクリートポンプ車を操作するときには、車両系建設機械の作業装置の操作業務にかかわる特別教育を修了していることが必ず必要になってきます。この資格をもっていれば、どのようなコンクリートポンプ車でも操作が可能です。操作するには、この資格をもっていることが最低限必要ですが他にも該当する車種の運転免許や資格が必要になってきます。

必要な資格としては、2級圧送技能士や1級圧送技能士、コンクリート圧送基幹技能者などがあります。建設現場によっては、コンクリートポンプ車を操作する場合は1級圧送技能士の資格を持っていないと操作してはいけないと規制を作っている建設業者もでてきているようです。

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